風の牧場の子牛たち
今日は、うちの牧場で産まれた子牛について紹介します!
風の牧場では、毎月たくさんの子牛が産まれます。酪農家では、牛乳を出荷するのが仕事です。その為には、子牛を産むというのは一番大切なことです。お母さん牛が、頑張ってお腹で子牛を育てて、陣痛を乗り越えて出産し、初めてお乳から牛乳が出るんですよ〜( ´ ▽ ` )ノ
人間も同じですね!!お母さんは出産を終えて、初めて母乳が出ます。
ではでは、問題です。うちで産まれた子牛たちは一体どこにいるでしょうか!
1、ぜーーんぶ風の牧場で育てている。
2、オスは市場に出荷される。メスは牧場に残る。
3、オスもメスも市場に出荷される。
正解は…3番です!
そうなんです。産まれた子牛達は、生後1ヶ月ほどで、熊本にある子牛市場に出荷されます。お母さん牛が、お腹を痛めて産んだ大事な我が子。一緒に居られる時間はわずか15分〜30分程。子牛は産まれた時、体中に胎盤が付着しています。その胎盤をきれいに、お母さん牛が舐めてあげる時間。その時間だけが親子の時間です。
その後、子牛は引き離されて粉ミルクを飲んで育ちます。お母さん牛が出す牛乳は、全部私たち人間が頂きます。
粉ミルクを飲んで大きく育った子牛は、市場に売られて、他の農家さんに飼われます。そして、オス牛は肥育農家さんに育てられて、お肉になります。メス牛は繁殖農家さんに育てられて、子牛を産むお仕事をします。
そしたら、メス牛は牧場に残してもいいんじゃないの?と思う方いると思います。子牛産んだら牛乳でるじゃん!てね。私も初めは思いました。
ですが、お父さん牛は真っ黒の黒毛和牛(お肉用)、お母さん牛は白黒のホルスタイン(牛乳用)。このホルスタインという種類は、牛乳がたくさん出るように品種改良されています。なので、純粋なホルスタインのオスとメスを、掛け合わして、メスが産まれると、お母さん牛として牛乳を出すお仕事ができます。しかし、黒のオスと白のメスを掛け合わせて、メスが産まれても牛乳は、ホルスタインの乳量より少ないため、酪農家のもとでは飼われません。
以外と難しい話になってしまいました (´ ∀`; )話出すと、次から次に話が出てきてしまって…笑
またふらっと、いろんな酪農家のお仕事の話をしていこうかな。と思います!分からないことがあれば、いつでもご質問ください!そして春には、風の牧場に遊びに来てください(^ ^)!
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました♬
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